由布|YUFU
九州・大分県の中央に位置し、保養地として知られています。古来信仰の対象とされてきた「豊後富士」とも呼ばれる名山・由布岳をはじめとする山々に囲まれた国立公園と、日本屈指の湧出量を誇る温泉が特徴です。由布岳は四季の変化に富むこの地のシンボルで、初春には山麓で行われる「野焼き」によって黒一色の景観を生み、夏は若草色の草原、秋は枯草の風景が楽しめます。晩秋から冬にかけては、金鱗湖をはじめ、由布院盆地は時に幻想的な朝霧に包まれます。吹き出る熱湯や蒸気が間近で見られる伽藍岳、かつての噴火の面影を残す由布川峡谷など、雄大な自然を体感できる場所も数多くあります。